妊娠中のつわりについて。いつ始まりいつ終わったのか、その症状と全記録を大公開!

妊娠して最初に経験するのは「つわり」かもしれません。

とは言っても、妊娠してからもつわりの症状が全くない人もいれば、出産するまでずっと続くなんて人もいます。

そう、つわりは個人差が激しいんです。

だから「〇週目につわりは始まります」だとか、「〇週目には必ず終わります」なんてことは一切言えないわけで、「経験して過ぎた後にしか分からない」というのが本音のところ。

個人差があると言いつつも、私が実際に経験したつわりは本当にひどく、しかもかなり長引きました。

毎回毎回色々な症状が出るたびに「大丈夫かな?」と不安になる毎日だったんです。

なので今回は、私自身の実体験として、

  • つわりはいつ(何週目ぐらいに)始まったのか?
  • つわりがピークの時の症状について
  • つわりの症状はいつ頃落ち着いたのか?

についてご紹介したいと思います。

つわりはいつ(何週目に)始まったのか?

私の場合、妊娠が発覚したのが4週目ぐらい。

それからすぐでしたが、「つわりが始まったかも!」と実感したのは妊娠5週目に入った頃でした。

5週以前は何となくだるいな、風邪っぽいなという症状だけだったのが、5週に入った頃から常に胃がムカムカするようになり、それと同時に突然ありとあらゆる匂いに敏感になっていったのです。

つわり初期の症状

ある日突然、「なんだか気持ち悪い!」と感じるようになりました。

その時にはすでに妊娠検査薬で陽性反応が出ていたので、これがつわりだとすぐにわかりました。

5週の時のつわりは今思えばまだまだ軽くて、24時間常に胃もたれのようなムカムカした感じだけで、食欲もありましたし、吐きそうになるほどの気持ち悪さはなかったので、「自分のつわりは軽い方なのかもしれないな~」なんてのんきに考えていました。

よくテレビドラマで見るような、突然「うっ」と吐き気を催してトイレに駆け込む、なんてことはなかったんです。(この当時では、です)

体がとにかくだるくて、胃がムカムカして気持ち悪い。軽い車酔いのような感覚がありました。

同じ時期から、冷蔵庫の匂いや電車の中の匂い、男性の整髪料の香水のような匂いに強く嫌悪感を感じるようになりました。

これが私がつわりの初期に出ていた症状です。

つわり初期に食べられたもの

つわりが始まったばかりの時はまだ割りと何でも食べられました。

マクドナルドのポテトが無性に食べたくなる!という妊婦さんはよくいるようですが、私はお肉(牛限定)が無性に食べたくて食べたくて…

本当はあまり良くないと思いますが、この時期にローストビーフ丼(大盛り)も完食。

▼RED ROCKのローストビーフ丼

といった風に、好きなものを好きなように食べていました。

つわり初期に気を付けたこと

妊娠初期は「とにかく葉酸と水分を摂るように」と産婦人科の先生から言われていたので、それを忠実に守りました。

妊活中から葉酸はサプリで飲んでいたので、妊娠がわかってからも欠かさず飲むようにしていました。

飲み物も妊活中から飲んでいたルイボスティーを積極的に摂取するように心がけました。

▼私が飲んでいる葉酸サプリ▼

▼私が飲んでいるルイボスティー▼

美容茶 ルイボスティー / ティーライフ

つわりの症状がピークに達したのはいつか?

軽かったつわりの症状が妊娠7週に入った頃、急に変化が起こりました。

初めて吐いたのは7週目で、翌週の8週目からがつわりの症状のピークの始まりでした。

食べられるものはほとんどなく、それも日ごとに変わっていき、ルイボスティーも匂いがダメで飲めなくなってしまいました。

食欲も全くなくなり、何とか少し食べられてもその直後に吐いてしまうという繰り返し。

同時に匂いつわりもピークになり、外の匂いがドブ臭く感じるようになったり、スーパーやガソリンスタンドの匂いを嗅ぐだけで吐いてしまうようになりました。

車酔い程度だった胃のムカムカは、大荒れの海に浮かぶ船酔いに変わっていったのです。

つわりがピークの時の症状

ピーク時の症状としては、

何も食べたくない

でもお腹は空く

お腹が空いて気持ち悪い(食べづわり)

何か食べる

すぐ吐く(吐きづわり)

毎日ほぼ24時間これの無限ループでした。

テレビでバラエティの食レポの番組や食べ物のCMを見るだけで吐く。

バラエティのガヤガヤした音が耳障りで気持ち悪くなる。

夜も気持ち悪すぎて寝られず突然吐き気にみまわられトイレに篭る。

もう胃の中に吐くものが残っていないのに、吐く時は黄緑色の胆汁や、酷い時は血を吐いたこともあります。

1日1日が本当に長くて、テレビも見たくないので1日中ソファーかベッドに横になる日々。

もちろん家事なんかできるわけもなく、夫のモン太には自分で自分のご飯を作ってもらいました。

でもその匂いですら受け付けなかったので、その時間は寝室に引きこもっていたんです。

この頃、1日に5~10回程吐いていて、吐く時に背中にムリな力が入ったためなのか肩甲骨の辺りに強い痛みを感じるようになりました。

吐きすぎてあばらが折れたのかと思うほどの強い痛み。

吐く度に背中に激痛が走り、毎日吐くことが苦痛で何度も泣いてしまいました。

今考えると、それが1番辛かったかもしれません。

水分も栄養も摂れていなかったため、通院して点滴を打ちに行ったことも。

ケトン体は2+まで出ました。体重は-4キロ…でした。

つわりがピークの時に食べられたもの

ピークを迎える直前、毎日食べたいものが変わる日々でした。

最初はお肉!ということで焼肉が食べられました。ご飯や野菜は一切ダメだけど、お肉オンリーなら美味しく食べられたんです。

産婦人科の先生は、「つわりの時は食べられるものだけ食べればいいよ」と言ってくれていたので、当時は食生活のことは気にせず食べたいものだけを食べようと思い、気の向くままに食べていたと思います。

毎日お肉を食べていましたが、3日程して急にお肉も受け付けなくなりました。

一切食べたくないし、味を想像しただけで吐きそうになるのです。

それからは、急にたこ焼きが食べたくなったり

しかし、たこ焼きも1日でダメになりました。

その後、つわりのしんどさはピークを迎え食べられたものはというと、

どんべい

ポテトチップス

パン

ゼリー

クラッカー

サンドイッチ

フルーツ

カロリーメイト

と、刻々と変化していきました。

もちろん食べられるのは少量で、ほとんどが食べた後にすぐ吐くを繰り返しです。

用意していたフルーツたち

この中でもカロリーメイトは1番長く食べ続けられ当時の神食でした、ありがとう。

冷蔵庫の中はカロリーメイトだらけ…(買い物にも行けなかったので、全部主人が買ってきてくれていました)

にしても、かなり体に悪い食生活だったなぁ…と思います。

また、体調によっては葉酸を飲めない時もありました。

ちなみに、もともとケーキなどの甘いものが大好きな私ですが、甘いものは一切受け付けなくなりました。不思議です。

あとご飯(米)も一切だめ。

ルイボスティーや水、ジュースもダメで、この時はアクエリアスとカゴメ野菜生活の黄色だけが飲めたので私にとって大切な水分たちでした。

こんな感じで、つわりのピーク時の食生活はボロボロでした。

つわりがピークの時に気を付けたこと

つわりがピークを迎え、何も食べられない何も飲みたくないという時でも何とか頑張ったことは、吐いても吐いても水分だけは頑張って摂ることです。

たとえ飲んだ直後に吐いてしまっても、少しは胃に残るみたいなので。

何かお腹に入れると吐いてしまうから、だったら何も飲まず食わずの方が楽だなと思うこともありましたが、そんな時の妊婦検診でケトン体が出てしまったので、吐いて辛くても、とにかく水分だけは頑張って摂らなくてはいけないと思います。

あと、空腹の時に吐くと食道が傷ついて血を吐くことがり、その時は喉が焼けるように痛むので、空腹時に吐きそうになったらなにかを飲んでから吐く方が楽に吐けました。

つわりがピークの時は無理しないこと!

ピークだった頃は家に引きこもって全く外出しない(できない)日々で、モン太以外の人とは全く関わらなかったのですが、今思えば頑張って友達と会ったり、出かけたりしたほうが気が紛れて良かったのかな、と思ったりもします。

でも、あの時は本当にそれができる気がしなかった…。

情緒不安定な状態で、辛くてよく泣いていましたが、その度にモン太が慰めてくれたのが大きかったです。そこで冷たくされたりしたら耐えられなかったですね。

なので世の中のつわりで苦しむ妊婦さんの旦那さんは、つわりで家事も何もできなくなった奥さんのことを責めずに優しく励ましてあげて下さい。

それだけでだいぶ心が楽になって、頑張ろうと思えます。私がそうでしたから。

あとは励ましあってつわりを乗り越えるサイトみたいな書き込みをネットで見て、リアルタイムに同じようにつわりで頑張っている人たちがいるんだな、私も頑張ろう!と乗り切りました。

そんな人たちにこの記事が届けばいいなと思っています。

つわりの症状が落ち着いてきたのはいつか?

12週に入った頃に1日に吐く回数が減ってきました。それでも毎日3回ほどは吐いていましたが…

14週頃には毎日気持ち悪いけど吐かない日も出てきました。

それでもまた悪くなって、また少し良くなって、の一進一退を繰り返して、「つわりが落ち着いてきたな、出かけられそうだな」と思えるようになったのは20週を過ぎてからでした。

恐らくかなりつわりが長引いている方だと思います。

つわりが落ち着いてきた時の症状

15週頃からは毎日頭痛の症状がかなり酷く出ていました。

「頭痛が2週間位続いたらつわりが終わった」という話を聞いたことがあったので、17週目や18週目の頃には私ももうすぐかな、と希望を抱いていました。

カロリーメイトしか食べられなかったのが、煮物や焼き魚など、普段食べているような食事がほんの少しづつですが食べられるようになっていきました。

20週が過ぎた辺りからは、24時間常に気持ち悪かったのが「今日は気持ち悪くならなかった!」という日も増えてきて、疲れたり食べ過ぎた日にはたまに吐いてしまうこともありますが、普通に家事もできるようになり、匂いが気にならなくなってスーパーにも普通に行けるようになっていきました。

つわりが落ち着いてきた時に食べられたもの

ルイボスティーがまたおいしく感じられるようになりました。

中華や韓国料理など辛くて刺激が強いものはいまだにダメだけど、それ以外の食事は一通り食べられるようになりました。

ピザやパスタなどの炭水化物は特に食べやすかったですが、ご飯(米)は食べられるようになるまでに結構時間がかかりましたが…。

あとは突然甘いものが食べたくて食べたくて…ケーキやチョコレート、クッキーがまた美味しく感じるようになっていました。

症状が落ち着いてきた時に行ったこと

一通り普通の食事はできるようになったので、野菜をやひじきなどの鉄分を多めに摂るなど、栄養バランスを考えた食事を心がけるようになりました。

ピーク時の食生活がボロボロだったので…

あとは寝たきりですっかり体力が衰えてしまっていたので、数十分だけ近所のお散歩に行ったり少しづつ体力の改善に取り組みました。(継続中)

つわりに関して思うこと / まとめ

自分が重いつわりを体験して感じたのは、つわりは人それぞれだということです。

ネットで検索して、つわりは何週で終わるという情報や友人から聞く体験談は、自分にピッタリと当てはまるものではありません。

私は始めての妊娠だったので、統計のデータであと何日でつわりは終わる!と思っていたのに、自分がそれに当てはまらなかった時に絶望に近い気持ちにもなりました。

でも、それも結局個性のようなもので、本当に人それぞれなだと理解しました。

最近は後期つわりの兆候が出てきましたが、長くても産んだらつわりは終わるということだけはわかっているので初期の時のような落ち込みはなく、あと数ヶ月上手に付き合っていこうと前向きに考えることができています。

そして、1番はパートナー(夫のモン太)の理解が1番大切なんだと感じました。

私の主人は幸いにも、文句1つ言わず家事も全てやってくれて毎日心配して励ましてくれました。

主人も初めてのことだったのでとまどいや不安があったと思います。

妊娠中にパートナーからされたり言われた酷いことは一生忘れない、という話をよく聞きますが、私はその逆で、1番辛かったつわりの時に主人にしてもらったこと、それに対する感謝の気持ちは一生忘れないと思います。

つわりの真っただ中にいる時は、ホントにタイムスリップして赤ちゃんが生まれる日まで早送りで進みたいと毎日のように思っていましたが、乗り越えることが出来た時に良い思い出に変わっていきます。

これは大変なつわりを経験した人にしか分からない気持ちだとは思いますが、私がそうでした。

辛くて情緒不安定で泣きそうになる日々が続いている人もいると思いますが、穏やかに頑張って乗り越えてほしいと思います。

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